Bagdad Café・・・バグダッド・カフェ
バグダッド・カフェ。1987年制作のドイツ映画。
僕がこの世で一番好きな映画。
職場の後輩と話をしていて、無性に見たくなって、ついamazonでポチッとしちゃいましたわ・・・
なんか、当時見た思いが大きくなりすぎて、改めて見ると印象が違うのだけど、
それは当時20代の僕の感性だったのだろうなぁ~~
この映画を有名にしたのは、奇しくも映画そのものよりテーマ曲の「コーリング・ユー」
http://youtu.be/UHkW0Cw5w94
さてこの映画の中身なんだけど、これってロードムービーに入るんやろか?
ドイツ人のおばちゃんがアメリカ旅行中に夫婦喧嘩をして、砂漠の真ん中で別れ別れになる。
そこで辿り着いたのがこのバグダッド・カフェ。で、そこで起こる様々な出来事。
まぁ~ストーリーとしては、なんの変哲もない映画。
でも不思議なもんで、ゆっくりと進むストーリーの中でどんどん引き込まれて行くんだから堪らない。
そして、主人公ジャスミンの心象風景と現実の境がなくて、全てが夢の中のような綺麗な映像。
見終わった後に、何とも言えない暖かな気持ちになれると言う不思議な映画。
で、サイドストーリーと言うかなんと言うか、ドイツから見たアメリカって言う風刺もあって、
そこがドイツ映画らしいといえばらしいかな。
Bagdad CaféってのはBad Caféって言葉が隠れていて、アメリカ人が煎れたコーヒーをドイツ人が飲むと「茶色いお湯ね」と言って飲まない。っていうアメリカンコーヒーを小馬鹿にしてみたり、白人の黒人に対するイメージを揶揄してみたり・・・でも、それが後半、全体のストーリーにも影響するんだけどね。
いやぁ~~20年前の自分の感性に触れたような気がしたなぁ~~
さて、こんどはパリ・テキサスも見たくなってきたぞ。
by papaisflyfisher | 2011-10-18 09:04 | 日記